去年9月、アジア系の住民に対するヘイトクライムが相次いでいたアメリカ・ニューヨークで暴行を受け、大けがを負った日本人のジャズピアニストが、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ブルーノート」で復帰ライブを行いました。 日本人ジャズピアニストの海野雅威さんは去年9月、ニューヨークの地下鉄で呼び止められ、8人の集団から暴行を受け右肩を骨折する大けがを負いました。 その後、日本に帰国して治療を受け、リハビリを続けてきましたが、13日、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ブルーノート」で復帰ライブを行いました。 海野さんは、今も肩の可動域が制限されて痛みもあり2度目の手術を控えているということですが、けがの影響を全く感じさせず、ジャズ独特のリズム感で楽しそうに演奏を披露していました。 ライブを終えた海野さんは「仲間と一緒に音を出せることは決して、当たり前ではなくありがたいことだと実感しています。けがから復帰