大阪市と広島県は19日、食品輸入会社「ニッキートレーディング」(大阪市)が、グループ会社で中国・山東省の「山東仁木食品」から輸入し、広島県内などで販売された冷凍の「青島ニラ肉焼まん」から、0・22〜0・64ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出した、と発表した。 中国「天洋食品」製品以外の冷凍食品からメタミドホスの検出が明らかになったのは初めて。同市は「検出量が微量で残留農薬の可能性が高い」とみている。 1月31日と2月1日に肉焼まん計12個を食べた広島県三次(みよし)市内の男性(73)が、めまいを感じて1日に医療機関を受診。「典型的な有機リン中毒とは言えない」と診断され、入院はしなかったが、同県が調べたところ、食べ残しから0・64ppm、未開封の同じ商品から0・55ppmのメタミドホスを検出。袋からは検出されなかった。 いずれも2006年8月2日製造分で、広島県が大阪市に通報。同
ケータイ小説が女子中高生らに爆発的な人気を呼んでいる。100万以上の作品が公開され、書籍化された中からミリオンセラーも出た。11月3日公開の映画「恋空」は、ケータイ小説が原作だ。 東京都内で9月末、「第2回日本ケータイ小説大賞」の表彰式があり、2071点から最終選考に残ったうち、作者14人が並んだ。ほぼ全員が10〜20歳代の女性だ。その会場に名誉実行委員長を務める作家・瀬戸内寂聴さんのビデオメッセージが流れた。 「ケータイ小説には大変、興味があります。短い言葉で自分の心を伝えるのはとてもいいこと。期待しています」 ケータイ小説とは、ケータイから接続するインターネット上の専用サイトに発表されたり、読んだりされる小説を言う。書籍や映画になるものもあるが、初出はケータイである。 最大手のサイト「魔法の図書館」には、100万以上もの小説が並ぶ。会員数約520万人、1か月あたり19億ものアクセスを誇
夫が入浴しない 結婚13年目の30歳代主婦。夫は結婚前、汗かきだからと、よくシャワーを浴び、歯磨きも丁寧にしていました。しかし結婚後、歯磨きする姿を見なくなりました。お風呂も、入ってと言わなければ、面倒がって入りません。 生後5か月の子どもと一緒に入るのですが、体も頭も洗わずに出てきます。お湯につかるだけ。いっそ子どもとは入らないでほしいとも思ってしまいます。 言わなければ4、5日は入浴せず、逆に感心してしまうくらいです。 毎朝、出勤前に「行ってらっしゃい」のチューをします。においが気になるときも正直あります。 外で不潔だと言われるとかわいそうなので注意すると怒ります。どうしたら毎日歯を磨き、お風呂で体や頭を洗ってくれるでしょうか。 (東京・A子) においの問題もさることながら、身の清潔は健康上にも大切。これは何とかしたいですね。それにしてもご主人は相当な面倒くさがりやみたいですけど、ご自
憂うつな気分が長く続き、何事もやる気が起きないうつ病。早期に診断、治療を受けることが大切だ。受診の目安を、チェック表を使って確かめることができる。(石塚人生) うつ病は、気分が落ち込んで無気力な状態がほぼ毎日、2週間以上続き、日常生活に支障が出る病気だ。自分自身を否定的にとらえ、現在にも将来にも希望を見いだせなくなってしまう。 日本人で生涯に1度でもうつ病になる人は15人に1人と、だれでもかかり得る病気だ。良くなったり悪くなったりを何度も繰り返しやすいのも特徴だが、適切な休養、服薬によって、数か月で完治することが多い。 「一人で抱え込まず、早期に精神科、心療内科などを受診してほしい」と、昭和大精神科教授の上島国利さんは言う。他の病気と同じで、症状が軽いうちに早めに受診するほど、休養期間も服薬も少なくて済む。 医師が診断の際に使う基準を、一般の人にも分かりやすくしたチェック表が様々ある。ここ
副作用に留意 少量から服用 うつ病に使う抗うつ薬を服用すると、10、20歳代の若者を中心に、自殺したいという衝動を引き起こすことがある、と指摘されている。薬との因果関係ははっきりしていないものの、専門家は「副作用に留意は必要だが、うつ病を治療しないことは危険。適切に服用することが大切」と話している。(利根川昌紀) うつ病は、気分が落ち込む抑うつなどの症状が表れる病気で、「死にたい」という考えが浮かぶこともある。こうした症状を改善するのが抗うつ薬だが、その薬でかえって自殺願望が起きるとは、どういうことなのか。 問題になったのは、1988年に米国で「SSRI」(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬が登場したのがきっかけだった。 SSRIは、従来の抗うつ薬に比べ、のどの渇きなどの副作用が少なく、急速に普及した。だが、米国で90年、「SSRIを服用中に強い自殺願望が起きた例があった」と
漢字を調べる際に辞書ではなく、携帯電話の漢字変換機能を使う人が、20代では8割もいることが、7日に発表された文化庁の「国語に関する世論調査」で分かった。「気が置けない」「流れに棹(さお)さす」など、慣用句の意味を誤解するケースも目立った。 慣用句の誤用も広がる 調査は今年2〜3月、16歳以上の約3400人を対象に行われた。 わからない漢字を調べる場合、何を使うかを聞いたところ、「辞書」(60・6%)、「携帯電話」(35・3%)、「ワープロ・パソコン」(21・3%)、「電子辞書」(19・4%)という順番だった(複数回答)。年代別に見ると、10〜30代の各年代では、携帯電話で調べる人が辞書を使う人を上回った。特に20代は、携帯電話派が79・3%に達し、辞書派は35・4%にとどまった。 こうした傾向について、文化庁国語課は「携帯電話の変換機能では漢字の意味までは分からない。求めている漢字を正確に
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