クラウドはもはや、単なるデータ置き場ではない。人工知能(AI)の戦いが繰り広げられる戦場であり、アマゾンはあらゆるライバル企業をねじ伏せようとしている。 クラウドとして知られる天空のデジタル領域は、ファイルを保管したり、コードを実行したりできるリモート空間として始まった。だが、データとアルゴリズム、この2つを結びつけると、大量の情報を取り込み、それを賢く処理する、AIを実行する理想的な場所となる。大手テック企業はすでにそのことに気づいており、以前の記事で説明したとおり、AIをリモート・サーバー上でサービスとして開発者に提供する戦いは白熱している。いまや、クラウド・コンピューティングの先駆者アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、マイクロソフトやグーグルといったAIに精通した企業にジリジリと追い上げられているのだ。 だがアマゾンは、11月29日にラスベガスで開催されたイベントで、そうした競合
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