皆さま、こんにちは。Cygames Researchの金井と申します。 Cygames Researchでは研究開発の対象としてVRコンテンツを取り扱っていますが、今回はその一例として、The Lab Renderer for Unityの検証内容についてご紹介したいと思います。 The Lab Renderer for Unityとは The Lab Renderer for Unity(以下Lab)は、Valve社から提供されているUnity向けのAssetsであり、Unity上でVR開発を行う際の最適化手法が収められています。このAssetsは、Unity5.4 b15以降から利用可能であり、こちらのURLに概要の紹介があります。 最適化の内容についてはGDC2016でも一部紹介がありましたが、このAssetsからもValve社のVR開発における最適化の考え方を汲み取ることができ、非
htc viveのヘッドセットのパネル解像度は1080×1200ドットを2枚という構成だが、SteamVRのスーパーサンプリングの値を変更することで内部解像度を向上させ、パネル上での見た目を鮮明・高精細化する事ができる。本記事では概要と効果、最後に変更方法をメモしておく。 スーパーサンプリングとは スーパーサンプリングはRenderResolution(描画解像度)を定義するオプションで、この値を変更する事でパネルに描画する前段階の内部解像度を変更する事ができる。 htc VIVEでは非公式ではあるが、後述するSteamVR.vrsettngsのオプション数値を変更する事により、パネルに表示される前の内部でレンダリングする解像度を上げる事できる。強引にヘッドセットのレンズパネルに表示されるイメージの「見た目」の品質の向上を図るものである。 CG全般で古くからモアレが発生する際などで用いられ
VR(Virtual Reality、仮想現実)が、スーパーやドラッグストアにおける商品配置や顧客の動線設計などの「店作り」を一変させる可能性がある。そんなびっくりするようなVR事例を、米サンディエゴで開催されたカンファレンスで目撃した。 VRは既にゲームや映画などのエンターテインメントを一変させて来たが、現在は設計や製造現場、インフラのメンテナンス、教育など広い分野での応用が始まりつつある。そして今後はさらに、小売業でも活用が進みそうだ。 筆者が小売業におけるVR活用の可能性を感じたのは、サンディエゴで2016年10月24~26日に開催された「Intel Capital Global Summit」の会場でのことだ。そこでは米InContext Solutionsという2009年に創業したスタートアップが、スーパーやドラッグストアの商品棚における商品配置をバーチャル空間に実現し、それを顧
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く