Greg Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2019-01-09 06:30 拡張現実(AR)は依然として「いまひとつ」な状態にある。多様性が高まっているこの分野を説明するにしては大ざっぱすぎる表現で申し訳ないが、これが筆者のプロフェッショナルとしての意見だ。 エンタープライズ市場では、ARは特にフィールドサービスなどの分野で本物の有用性を発揮しつつあるが、導入状況にはばらつきがある。そして消費者市場では、複合現実(MR)導入の波という幻想に乗り遅れそうだと思い込ませるようなマーケティング的な体験をうたうものも多い。 ただし、ARがまだくすぶっている状態なのは確かだとしても、この分野に大きな可能性があり、将来、人間とその周囲にある世界の関わり方や解釈の仕方を一変させる技術であることも確かだ。 筆者は、2019年にARのどの領域がどのように
![ARの2019年、さらなる進化を遂げる鍵](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/29851607020f97682269773644544011876b8e80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2018%2F12%2F25%2Fbe3060fad6dbf62deda59799e78760e7%2Faugmented_1200x900.jpg)