東京電力福島第1原子力発電所の事故から2年を迎える福島県。いまだに15万人の県民が避難生活を続ける。多くの避難民は仮設住宅で生活し、生命は助かったものの仕事や故郷を失って生きがいを見いだせない人も大勢いる。「生命を奪わず生活を奪う」。福島県で取材を続けると、これが原発事故の本質ではないかと感じてきた。2月下旬、原発事故で避難区域になった福島県浪江町の住民が生活する仮設住宅を取材した。福島県が主
日本政府は韓国やベトナムなど、アジア各国の原子力発電所から排出される使用済み核燃料を、日本の青森県・六ケ所村にある再処理工場で処理する方向で検討を進めていることが分かった。これは東京新聞が6日付で報じた。日本は核兵器を保有していないが、使用済み核燃料の再処理施設は保有している。 昨年5月には当時政権与党だった民主党の細野豪志・原発事故担当相の私的諮問機関も「廃棄物処理の期待に応えることは、東アジアでのわが国の外交、安全保障、経済にまたがる国際戦略基盤の強化と核不拡散、原子力の平和利用の取り組みに貢献する」という趣旨の報告書をすでに提出している。東京新聞は「再処理施設の国際利用の試金石になりそうなのが、来年期限切れを迎える米韓原子力協定の改定交渉」とした上で「そこで浮上するのが核保有国以外で唯一、再処理施設を持つ日本への再処理委託」と指摘し、米国が韓半島(朝鮮半島)の安全保障を理由にその実
原発事故で広がった放射性セシウムを光らせ、汚染の状況を目で見て確認できる新たな検出薬を茨城県つくば市の研究機関が開発し、除染作業が効率化できると期待されています。 検出薬を開発したのは、つくば市にある独立行政法人「物質・材料研究機構」の森泰蔵研究員のチームです。 開発された検出薬は、セシウムイオンを取り込むと発光する性質があり、セシウムが付着した紙に吹きつけて紫外線ランプを当てると、緑色に光ります。研究チームによりますと、1キログラム当たり1000ベクレル以上の放射性セシウムなら、肉眼で確認できるということです。 目に見えない放射性セシウムを見えるようにするこの検出薬は、各地で進められている除染作業を効率化できると期待されています。 森研究員は「家の屋根や道路のアスファルトなど、光っているところを除染すれば安心につながっていくと考えています」と話しています。
去年3月の原発事故で放射性物質がどのように放出したかを調べるのに重要な原発周辺の放射線量について、公表されていないデータが存在することが分かりました。東京電力は未公表の理由について「調査中」としていますが、この中には、事故から5日後の去年3月16日午前に一時的に急上昇しているデータもあり、専門家は「原発で何かが起きた可能性を示しており、詳しく調べる必要がある」と指摘しています。 福島第一原発の事故で放出された放射性物質については、東京電力がことし5月に最新の解析結果を公表し、去年3月15日に2号機から翌16日には3号機から、大量に放出されたとしていますが、具体的な放出経路などは明らかになっていません。 この未解明の謎に迫ろうと、NHKが原発周辺で観測された放射線量について改めて調べたところ、第一原発から南に12キロにある第二原発の値に不自然な点があり、問い合わせた結
ロシアの南西チェリャビンスクの、カザフスタンとの国境近くにカラチャイ湖という美しい湖がある。だがこの湖畔に1時間佇むと6000ミリシーベルトの放射線を受け、致死量を超える。世界で最も危険な湖なのだ。 ここにはロシア最大のマヤク原子力施設があった。元は核兵器開発のために造営され、長い間外国人が足を踏み入れることを禁じられてきた。1992年になり、初めて科学者が調査を始めると直ちに“世界一汚染された地域”であると宣言された。閉ざされた間、施設内ではメルトダウンが繰り返された。半減期が30年と言われるストロンチウム90やセシウム137などが、放射性元素のカクテルとなって川に垂れ流しされたという。 付近住民には癌が21%増、先天性欠損症が25%増、白血病は41%増と、明らかな健康被害が見られた。だが当時医師たちが放射能の影響について言及することは禁じられた。西洋の技術に追いつくため安全を軽視した開
海水魚が海水から取り込んだ放射性セシウムを、えらから体外に排出していることを、東大農学生命科学研究科の金子豊二教授(魚類生理学)らが突き止め、東京都内で8日開かれた東京電力福島第1原発事故による農畜水産物への影響についての研究報告会で発表した。海水魚がセシウムをどうやって排出しているのかは、これまで不明だった。 金子教授によると、海水魚は体内の塩分濃度を保つ目的で海水を取り込むが、余分な塩分を排出するえらの「塩類細胞」という細胞から、カリウムも排出していることが分かった。カリウムとセシウムは性質が似ているため、金子教授はセシウムも同じ経路で体外に排出されることを、熱帯魚を使った実験で確認したという。金子教授は「海水魚は積極的にセシウムを排出するメカニズムを持っている。カリウムの代謝回転を早めれば、魚からセシウムを取り除く際の効率を高める技術の開発につながる」と話した。
家庭で毎日使用する水道水。原発事故後それなりに時間が経過しましたが、今現在、どの程度の放射性セシウムが水道水に含まれているのか、気になる人も多いかと思います。 ここ最近の蛇口水中に含まれるセシウム濃度の精密な検査結果が文科省の資料にまとめられています。 平成24年4月~6月(3ヶ月間採取)→ こちら 平成24年1月~3月(3ヶ月間採取)→ こちら この検査では、毎日1.5リットルほどを蛇口から採取し、蒸発させて得られた残留物を3か月分まとめてゲルマニウム半導体検出器で測定しています。こうすることで、約100L分の水を測定したことに相当しますので、2Lのマリネリ容器に水道水を直接入れて測定する場合に比べ、検出限界値をぐっと引き下げることができます。 したがって、今まで検出できなかったようなミリベクレル/kg オーダーの微量放射性セシウムも検出可能になります。 (例えば千葉県の検査なら、検出下
放射能汚染地図は八訂版が最新かつ最終版です。 English text translated by @EXSKF ・お買い求めはこちらへ。1部200円です。 入稿しました。これから印刷にかかります。私に宛てて400人のかたから群馬大学に寄せられた寄付金を使って5万9000部印刷します。群馬大学に届けた配布基地から無料で配布します。刷り上がり次第、印刷所から直接、日本各地の配布基地に配送します。8月7日到着予定。 寄付いただいた方々には、お礼の意味を込めた発送作業を8月末にします。複数部をメール便でお送りする予定です。個人で入手したいかたは、8月に北軽井沢のキャンプ場スウィートグラスに来ると、私から直接受け取れます。 電子ファイルを公開します。 ・表面(pdf 5.5MB、jpg 3.3MB)、AIファイル(1.1MB、等値線面積測定用) ・裏面(pdf 8.7MB、jpg 2.7MB) ・
【愛知・名古屋の結婚相談所】40代・50代におすすめの婚活サービスを紹介! 結婚したいけれど、出会いがない…そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか? 愛知・名古屋には、婚活のプロがあなたの理想の相手を見つけてくれる結婚相談所がたくさんあります。しかし、どこが自分に合っているのか分からないという方もいるでしょう。そこで今回は、愛知・名古屋のおすすめ結婚相談所を8つ厳選してご紹介します! 会員数や年齢層、料金やサポート内容など、それぞれの特徴やメリットを比較してみましょう。あなたにぴったりの結婚相談所を見つけて、幸せな結婚への一歩を踏み出しましょう! 40代・50代の中高年の婚活は難しい? “40代・50代の中高年の婚活は難しい理由について、ウェブ検索をしてみました。以下のような情報が見つかりました。 40代・50代の婚活は、20代・30代と比べると、相手の数や条件が限られるため、厳し
子どもたちが知ることがとても大事だとと思う。 早川由紀夫先生の「小学校4年生にも分かる放射能の話」で 1月22日に栃木県小山市での早川先生のテキストを紹介させていただきました。 是非、先生の生の説明を聞きたいと思い動画を探していたところ、 今回の講演会の主催者のかたからYoutubeにUPしたとの事を教えていただきました。 とても嬉しかったです。ありがとうございます。 全部で6本の動画です。 今日はまず2本書き出しました。 書きながらクスクス笑っちゃった( ゚艸゚)・;'.、 早川先生の、はっきりとした言い方。 こうするとどうなります。 これはダメです こう言って下さい こうして下さい。などなど・・・ 「明るく楽しい放射能リスク学習会@小山」は、とても有意義な企画だと思いました、 「明るく楽しい放射能リスク学習会@小山」(1) 小学4年生にも分かる放射能の話 こんにちは、早川です。 小学3
健康安全研究センターでは、年間を通して環境中の放射線量などの測定を行っています。 今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、都民の皆様の健康不安を解消するため、大気中の放射線量、 水道水や降下物(塵や雨)に関する最新の放射能測定結果をホームページで提供しています。 このサイトの使い方(動画)
定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)(第9報) モニタリング5(定時降下物) 平成24年1月6日 15時現在 測定結果 採取期間 12月27日9時~12月28日9時 12月28日9時~12月29日9時 12月29日9時~12月30日9時 12月30日9時~12月31日9時 12月31日9時~1月1日9時 1月1日9時~1月2日9時 1月2日9時~1月3日9時 1月3日9時~1月4日9時 1月4日9時~1月5日9時 放射性ヨウ素 (ヨウ素131) 放射性セシウム セシウム134 (MBq/km2) セシウム137 (MBq/km2) (MBq/km2) ND ND ND ND ND ND ND ND ND 14.8 5.36 35.7 29.0 6.57 ND 180 54.3 18.9 23.4 ND 51.9 40.7 8.10 ND 252 71.8 26.0 ND :
放射線量等分布マップ拡大サイトは、東京電力(株)福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の影響について、詳細に確認いただけるようにすることを目的として文部科学省が実施している様々なモニタリングの結果をもとに、作成したものです この文部科学省放射線量等分布マップ拡大サイト(以下「本サイト」という。)は、平成23 年度科学技術戦略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」『放射性物質の分布状況等に関する調査研究』において、東京電力(株)福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の影響を詳細に確認できるようにすることを目的として、同研究で作成した放射線量等分布マップ及び、走行サーベイマップ並びに、文部科学省が実施している様々なモニタリングの結果をもとに、作成したものです。 1.放射線量等分布マップ 放射線量等分布マップは、地表面に沈着した放射性物質による住民の健康への影響及び環境
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