自分は子供の頃から何かに打ち込んだことがない。勉強やスポーツ、趣味、仕事でも何でも打ち込める人が羨ましかった。 今、僕は英語圏にいるんだから本当は英語に打ち込むべきなんだろうけど、一ヶ月保たなかった。せいぜい3日、あまりにも出来なくて、あまりにもわからなくて、あまりにもめんどくさくてすぐに飽きる。続けるためにはおそらく、成長の瞬間とか達成の喜びとか、断固たる意志であったり、無我夢中だとか、何かこう続ける秘訣というのがあるのだろう。そのどれも感じられず、もしくは感じたとしても「飽き」や「嫌気」が上回り、全てをほっぽり出してしまう。そうやって僕はまさに人生の負け組へと転落したわけですが、この期に及んでもはやりそういった憧れ、何かに打ち込むことに対する羨ましさは残っており、かといって打開策のないまま日々年老いていっている。 何が大事なんだろう、興味だろうか。興味のはずがない。勉強やスポーツに打ち