睡眠量は実験を、朝型/夜型は診断をPhoto: ライフハッカー[日本版]編集部── 個人差はある前提で、そもそも一日に何時間眠ればいいのか、というのは誰もが思う問いのひとつです。 柳沢正史教授(以下、柳沢):必要な睡眠量は年齢によって変わります。中学生くらいの年齢なら8〜9時間ほどですが、20代後半ぐらいにかけて平均7時間ほどに落ち着いていきます。それを踏まえ、多くの研究者が同意しているのは、大多数の成人にとって必要な睡眠量は6時間から8時間ぐらいだということです。 逆に、6時間以下で充分な人は、ほとんどいないと言っていいでしょう。ゼロではありませんが、100人に1人いるかどうかの割合です。 ── となると、いわゆる「ショートスリーパー」は稀なのですね。 柳沢:以前にクラウドファンディングも活用してIIISの研究者と調査した結果から見ても、真のショートスリーパーである候補者は100人に1人
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