エラーの設計・実装方法について社内に共有する機会があり、設計の流れや一例を書いてみました。TypeScriptとは言っていますが、なるべく言語非依存・ライブラリ未使用で、カスタムエラークラスを使用する前提で書きました。 目次 目次 目次 概要 そもそもエラー時って 何が知りたいか 何が起きたか どこで起きたか 原因・種別は何か 何がしたいか デフォルトのErrorクラスが含むもの以外の情報を盛り込みたい アプリケーションの各エラーを共通でハンドリングする処理が書きたい エラーの種類によって処理を変えたい エラー時に、処理のカバリングがしたい カスタムエラー設計・実装の一例 前提 エラー設計・実装の流れ ①エラーの全体設計 1. エラー種類・エラー出力内容の洗い出し・分類 2. エラー生成時に行いたいこと(振る舞い・処理)の洗い出し 3. メッセージ形式決め ②エラークラス自体の実装 1.