■朝日大学准教授 加藤博章さん 湾岸戦争後のペルシャ湾派遣から始まった自衛隊の海外派遣。同じペルシャ湾につながるホルムズ海峡への艦船派遣を各国に要請する発言を、米トランプ大統領が行った。自衛隊の海外派…
「原判決を破棄する」 主文を聞き、法廷でメモをする遺族の手が止まった。 裁判長の言葉が続き、やがて遺族の目から涙がこぼれた。それは想定してきた中で最悪の判決だった。 無謀な運転を罰する危険運転致死傷で、一般感覚とズレた司法判断がなくならない。 国会で審議が始まった改正法案は被害者たちを救うのか。 法定最高速度の3倍で衝突 大分市で2021年、交通死亡事故で弟を亡くした長文恵(おさふみえ)さん(60)は今年1月、福岡高裁で検察官の隣に座り、裁判長が読み上げる判決を聞いた。 被告は当時19歳だった男性(24)。高級外車を時速194キロで運転し、県道交差点で長さんの弟、小柳憲さん(当時50歳)が運転する車に衝突した。 双方の車が大破し、下半身を粉砕骨折した小柳さんは命を落とした。 県道の法定最高速度は時速60キロ。被告は3倍以上の猛スピードを出していた。 「進行を制御することが困難な高速度」で人
日本武道館のステージで、1本のマイクに向かって歌うジョン・レノン(右)とポール・マッカートニー=日本武道館提供 知られざるジョンやポールに会えるかもしれない――。 1966年、人気絶頂のさなかに公演のため来日した英ロックバンド「ビートルズ」。 その際に撮影された100枚を超える写真のネガフィルムが、公演が行われた日本武道館で保管されていた。 ほとんどがメディアなどに掲載されたことがない未公開のものとみられる。 最初で最後の来日公演 写真はすべてモノクロで、ステージでの演奏シーンのほか、福助人形を手にして笑顔を見せるジョン・レノンや、開演直前の楽屋でくつろぐメンバーの姿などが収められていた。 ジョン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人からなるビートルズは62年、英国でデビューした。 64年、シングル「抱きしめたい」が全米1位となったのをきっかけに、世界的な人気と
京葉シーバースに到着した商船三井の原油タンカー「KIRISHIMA」=東京湾で2026年4月3日午後2時29分、本社ヘリから平川義之撮影 米国とイスラエルによるイラン攻撃を巡り、米イランは2週間の停戦で合意したが、なお、予断が許されない状況が続く。世界を揺るがす危機に、日本外交はどう対応すべきか。日本総合研究所国際戦略研究所特別顧問の田中均氏に聞いた。 より自立的安保・経済目指せ 日本の国益は、イラン戦争を早急に終わらせ中東の平和安定を図ること。ホルムズ海峡を安全に航行でき、日本の石油需給も逼迫(ひっぱく)しない。そういう結果を作ることが、高市早苗首相の最大の使命だ。 ところが、3月のトランプ米大統領との首脳会談は、とにかくトランプ氏を持ち上げることに終始した。戦争を止めるためにきちんとした態度を示すことはなく、米国に追随する姿しか見えなかった。 トランプ氏は自ら国際法を守る気がないと公言
米ホワイトハウスの大統領執務室で会談する高市早苗首相(左)とトランプ米大統領=2026年3月19日、ホワイトハウス公開 イラン情勢への対応が最大の焦点となった3月の日米首脳会談は、高市早苗首相のトランプ大統領への振る舞いも議論を呼んだ。フェミニズムに詳しい作家、アルテイシアさんの見方を紹介する。 時代錯誤のリーダー像にモヤモヤ 高市早苗首相はホワイトハウスで出迎えたトランプ米大統領に腕を伸ばして抱きついたり、「ドナルド」とファーストネームで呼びかけたり、はしゃぐような振る舞いが批判されました。 こうした場面を見て、時代錯誤が甚だしく、昭和に逆戻りしたような印象を受けました。まるでトランプさんを喜ばすことしか考えていない、古い時代のリーダーを見るようでした。 でもモヤモヤとするのは、高市さんが男性であれば、同じような批判のされ方はしないであろう点です。 これまでの男性首相で、はしゃぐような、
総選挙で手にした「数の力」を背に、高市政権は「国論を二分するような政策」の実現に向けてアクセルを吹かそうとしている。大正デモクラシーの時代から100年余。民主主義の現在地を考えるために、歴史から何を…
平成筑豊鉄道の前身の国鉄伊田線を走る9600形蒸気機関車けん引の貨物列車。左後ろの山は香春岳=福岡県田川市で1974年12月8日、中村琢磨撮影 衰退が進む旧産炭地で130年以上親しまれた鉄道を維持することは、もはや限界だったのか。福岡県東部と県央を結ぶ第三セクターの平成筑豊鉄道(平筑、本社・福岡県福智町)の今後のあり方を検討してきた沿線自治体などで構成する法定協議会は3月、鉄路を廃止し路線バス化することを決めた。 人口減少が続くなか、設備が老朽化し膨大な維持費がかかる鉄道に見切りを付けた格好だ。法定協による三セク鉄道の廃止は「先駆け」ともいえ、全国的に厳しい経営状態となっているほかの三セク鉄道にも影響を与える可能性がある。一方で鉄道廃止は、地域の衰退を加速させるリスクもはらむ。決断は英断か、それとも禁断の一手か。 かつては「三セクの優等生」とも 「今だって町はさみしいのに、鉄道がなくなれば
取材に応じる国際法学者で早稲田大法学学術院教授の萬歳寛之氏=東京都新宿区の同大で2026年3月11日午後3時16分、川口峻撮影 年始早々にベネズエラ大統領を拘束、2月末にはイスラエルとともにイランを攻撃し最高指導者を殺害する――。 トランプ米政権が繰り返す軍事行動に対し、世界各国が「国際法違反だ」との批判を強めている。 トランプ大統領からは「私には国際法は必要ない」との発言まで飛び出した。 ロシアや中国といった大国もこぞって「力による支配」に訴える現状をどう理解すればいいのか。 国際法を専門とする萬歳寛之・早稲田大法学学術院教授に尋ねてみた。 <主な内容> ・国際秩序「再構成する段階」 ・今の国際法は時代遅れ? ・違反行為が新秩序を生んだ事例は ・ベネズエラとイランが提起する課題 ・日米首脳会談をどう見たか 国際秩序「元に戻らない」 萬歳教授は、今の国際情勢を「近所で連続殺人事件が起こって
【速報】大阪府警の施設に入り込んだシカ捕獲 大阪市内で目撃相次ぐシカか 奈良公園から来た可能性あるも戻すのは無理 大阪府内の施設で受け入れ調整中 ■大阪府警の施設内でシカを捕獲 大阪市内でシカの目撃が相次ぐ中、25日午後、大阪府警の施設内に入り込んだシカが捕獲されました。 大阪府警城東署によりますと、24日午後6時半に、城東署管内にシカが入ったと、隣の旭署から連絡あったということです。 シカは大阪市城東区にある大阪府警本部関目別館の敷地内に入っていて、25日午前中も敷地内に残ったままでした。 【写真を見る】迷い込んだシカ 捕獲の様子 大阪府警が大阪市に対応を求めて連絡し、担当者らが正午ごろから捕獲に向けて作業。歩き出したシカを大勢でじわじわと取り囲み、午後1時15分ごろ、設置したオリに追い込みました。 ■大阪市内で目撃相次いでいたシカ 奈良公園からやってきた可能性 大阪市内では、21日から
議席獲得が確実となり記者会見で右手を上げるチームみらいの安野貴博党首(右)と同党の高山聡史幹事長=東京都港区で2026年2月8日午後8時3分、内藤絵美撮影 2月8日に投開票された衆院選で躍進したチームみらい。衆院選は初挑戦だったが、野党では中道改革連合(49議席)、国民民主党(28議席)、参政党(15議席)に次ぐ11議席を獲得した。みらいはなぜ躍進したのか。みらいに投票した人たちはどのような人たちか。世論調査から分析すると、有権者のみらいに対する「期待」の中身が見えてきた。 消費減税反対以外の「理由」 みらいの議席は全て比例代表だ。毎日新聞が2月21、22日に実施した世論調査で、8日にあった衆院選の比例代表の投票先を尋ねたところ、「みらい」と回答した人は全体の7%だった。 衆院選での各党の主張の中で、みらいが最も特徴的だったのは唯一、消費税の減税を訴えなかったことだろう。比例でみらいに投票
米イスラエル両国によるイランへの軍事作戦に絡み、事実上の封鎖状態が続く原油輸送の要衝ホルムズ海峡について、トランプ米大統領が「船舶は安全に航行できる」とのアピールを強めている。 イランが機雷を敷設したとの米メディアの報道を否定するほか、「(船員は)根性見せろ」などと航行を促す発言をしたと報じられている。トランプ氏は原油価格の急騰に神経をとがらせているとみられ、同海峡を航行するリスクの否定に躍起になっている。 トランプ氏は11日、記者団に「機雷はないと思う」と主張し、海峡の利用を促した。10日も自身のソーシャルメディアに、機雷が敷設されたとの「報告はない」と投稿していた。 また、米FOXニュースの9日の報道によると、トランプ氏は番組の司会者に対し「船はホルムズ海峡を通過し、根性を見せる(Show Some Guts)べきだ。恐れることは何もない。彼ら(イラン)に海軍はない。我々はすべての艦船
高市早苗首相は10日、グラス駐日米国大使と首相官邸で面会し、19日に予定する首相の訪米や、米国とイスラエルの攻撃で緊迫するイラン情勢について意見を交わした。 日本外務省によると面会は約25分間。首相…
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