インドネシアのビリオネアのアンソニー・サリムが支援するフィリピンの道路運営企業メトロ・パシフィック・トールウェイズ(MPTC)とシンガポールの政府系ファンドGICは、インドネシアの国営高速道路運営会社ジャサマルガ・トランスジャワ・トールに10億ドル(約1613億円)を投資する。 この取引のもとで、MPTCのインドネシアの子会社のマルガウタマ・ヌサンタラと同社のサービス部門は、6億7300万ドル(約1085億円)を支払いジャサマルガの24.5%の株式を取得する。一方、GICのワーリング・インベストメントは2億8700万ドルを支払いジャサマルガの10.5%の株式を取得する。香港市場に上場するサリムの持ち株会社のファースト・パシフィックが6月28日の当局への提出書類で発表した。 マニラを拠点とするMPTCのプレジデントでCEOのロヘリオ・L・シングソンは声明で、「この取引は、東南アジアでの事業拡