ビールとポップコーンと映画 ラストマイルを見た。良い映画だった。 映画館でべそべそ泣いて、鼻を啜りながら車で帰った。感想はこのブログでは書かない。みんな映画館に行って感じてみてほしい。 帰ってからツイッターで感想を漁り、うんうん、わかるわかる、そうだよね、とまた映画を思い出して…
Sunday, December 16, 2012 Apple退職しました このたび三年余勤めましたApple inc.を退職しました。 AppleではiPhone4、iPad、OSX等、技術史に残るであろうプロダクトに開発チームの一員として参加し、刺激的かつ充実した日々を過ごすことができました。 Apple way 三年間の仕事を通じてAppleのやり方、考え方、いわゆるApple wayを理解することができたことは大きな収穫です。 僕にとってのAppleとは「海賊の巣窟」です。そのベースとなっているのは、広くはシリコンバレーの文化ではありますが、カウンター・カルチャーに発するパーソナル・コンピューティングの流れをくみ、(それが社内であっても社外であっても、誰であろうと)既存の価値を壊すことを良しとする考え方です。 ソフトウェアというものは大胆な変更が比較的楽なものですが、それをハードウ
[Apple’s Spat With Google | Daniel Adel] たびたび聞こえてくるアップルとグーグルの不協和音はホンモノだった。丹念な取材によって NY タイムズがその詳細を明らかにしている。 New York Times: “Apple’s Spat With Google Is Getting Personal” by Brad Stone and Miguel Helft: 12 March 2010 * * * 激しいエゴのぶつかり合い アップルとグーグルの不協和音の一部は哲学的対立ないしは巨大な金銭上の利害関係に基づいているが、しかし同時にこの争いは個人的な色彩を帯びて、過去の技術業界の確執で見られたエゴのぶつかり合う喧嘩の様相も呈してきている。(Intel 対 A.M.D.、Microsoft 対その他大勢などの例を見よ。) While th
[真の狙いはどこに?] アップルが Android Nexus One のメーカー HTC に対し特許権侵害の訴訟を起こしたことから蜂の巣をつついたような騒ぎになっている。 * * * アップルの言い分 アップルは米国時間3月2日に次のようなプレスリリースを出した。 Apple [Press Release]: “Apple Sues HTC for Patent Infringement“: 02 March 2010 Steve Jobs 曰く「競合他社が我々の特許発明を盗むのを座視するか、何らかの手段を講じるか。我々としては対抗手段を講じる決心をした。競争そのものは健全なことだと思うが、競合他社はあくまで独自技術を造り出すべきで、我々から技術を盗むべきではない。」 “We can sit by and watch competitors steal our paten
[グーグルとアドビーについて歯に衣着せぬ物言い] アップルの iPad スペシャルイベントで Jobs の肉声を聞いたばかりだが、さらに彼の本音が聞ける機会があったようだ。 アップル社員を相手にした集会で、グーグルやアドビーについて Jobs は相当激しい物言いをしたらしい。 Wired によれば、スペシャルイベントの後アップル構内で社員のためのタウンホールミーティングが開かれたという。 Wired: “Google’s ‘Don’t Be Evil’ Mantra is ‘Bullshit,’ Adobe Is Lazy: Apple’s Steve Jobs” by John C Abell: 30 January 2010 * * * 歯にもの着せぬ そのミーティングに出た者(プレスに話す権限がないので匿名)によれば、Jobs の性格そのままに歯にもの着せぬをいいかた
AppleはIT業界ではうらやましい立場にある。iPhoneは大ヒットしているし、App Storeは急速に同社の事業の重要な一角を占めつつある。すべてが順調に見えるが、同社には1つ、今後深刻なトラブルにつながりかねない問題がある。Appleはほかの会社と仲良くやっていく方法を知らないということだ。信じられないかもしれないが、これはわたしたち皆にとっていいことかもしれない。 先日、PalmがUSB規格の監督団体に苦情を申し立てたといううわさが流れた。Palmは、AppleはPalm PreユーザーがiTunesにアクセスできないようにしており、市場の競争を「妨害」していると主張したという。申立書では、PreがiTunesをだまして、自身をiPodとして認識させ、PreユーザーがiTunesを使えるようにする方法も解説されている。 このニュースの直前、Appleは、有望なGoogleの電話サ
[FCC investigates…] 連邦通信委員会(FCC)に対するアップルの回答が全文公開された。 ありがたいことにデベロッパとして App Store に精通する深津貴之氏が全文を訳しておられる。 fladdict: “Appleによる連邦通信委員会への回答 を翻訳してみた” by 深津貴之: 22 August 2009 全文公開をきっかけに多くの記事が書かれている。 なかでも Phil Schiller から回答を引き出した John Gruber の感想がたいへん興味深い。 Daring Fireball: “Choice Nuggets From Apple’s Response to the FCC’s Inquiry Regarding the Rejection and Removal of Google Voice Apps From the AppハStore”
AppleのApp StoreからGoogle Voiceアプリが却下されたことをめぐる騒動は、米連邦通信委員会(FCC)が首を突っ込む事態に発展した。Apple、あるいはAT&Tが波風を立ててまでGoogle Voiceを却下し、FCCと重要なパートナーの1社を怒らせるリスクを冒したのはなぜなのか、両社のスタンスが矛盾に満ちているのはなぜなのか、わたしはずっと考えていた。 少し考えた後、答えがひらめいた。AppleはMobileMeに、Google Voiceと似たようなサービスを加えるつもりなのだ。 まず、Google Voice――旧称「GrandCentral」――がどんなものかを説明しよう。 現時点での構成では、GoogleはVoIP対応の中継ポイント兼ボイスメール受信箱で、複数の電話で1つの番号を使えるようにする。 Googleはユーザーに電話番号を1つ割り当て、ユーザーはその
iPhoneキラー?――企業向け機能が魅力のGoogle Voice:Appleが締め出すのも無理はない TechCrunchのブロガーであるマイケル・アーリントン氏が最近、「Google Voiceが使えないのなら、わたしのiPhoneをドブに捨てるつもりだ」と発言したことが物議を醸している。Google VoiceはGoogleが提供するVoIPソリューションで、ユーザーは1つのGoogle Voice番号を追加すれば、どんな電話機でも着信電話を受けることができるようになる。米国内でのGoogle Voice経由の通話は無料。テキストメッセージも無料だ。 Google Voiceはボイスメール技術を搭載し、音声を瞬時にテキスト化する機能も備える。本格的な機能を備えたこの製品は現在、招待されたユーザーに提供され、Web上、そしてAndroidベースの携帯端末とBlackBerryスマート
先々週、AMNのイベントに初めて参加させていただいた。ドコモから発売されたHTCのAndroid端末HT-03Aの発表イベントだったのだが、現在休暇中でネット接続環境すらないことが多く・・・記事を書くのがすっかり遅れてしまった。プロダクト情報詳細については、他の皆様のブログにてすでに読まれていることと思うので省略。私の感想部分だけを記しておく。 すでにアメリカでもちょっと見せてもらっていたハードウェアは、初代HTC Android端末であるG1と比べて薄型でずっと洗練されている。iPhone風の大きな画面のタッチスクリーンでも使え、またBlackberry Pearlを使い慣れている私には、Pearlと同じトラックボールのほうが使いやすかった。手にもったしっくり感や片手操作の使い勝手は、日本風携帯とアメリカ風スマートフォンのちょうど中間の感覚。初代はかなりGoogleのAndy Rubin
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