日本は、自動車や電子部品、家電、鉄鋼などの高品質な製品を世界中に提供する経済大国だ。ゲームやアニメ、マンガ、キャラクターなどのソフト産業も強い。寿司やラーメンといった食文化も、世界中で大人気である。 一方、戦後の日本企業の急速な台頭で、倒産や廃業、事業縮小に追い込まれた欧米企業は数知れない。私の義父はUSスチールの社員だったが、日本の鉄鋼メーカーにシェアを奪われ、義父が勤務したユタ工場は1987年に閉鎖された。 日本人はおそらく、「世界中の国と仲良くしたい」と望んでいるだろう。だが、性格が良くて努力もする「人気者の優等生」は、競争の敗者からは恨まれ、嫉妬深い不良や怠け者からも理不尽に憎まれる運命にある。 中華人民共和国(PRC)や北朝鮮、韓国の指導者が、日本の繁栄と人気に嫉妬し、敵視していることは明白だ。歴史を捏造(ねつぞう)してまで、「慰安婦の強制連行」や「南京大虐殺」を世界にアピールす