本記事は、『Software Design 2019年8月号』の第2特集「ゲームを題材に学ぶ 内部構造から理解するMySQL」をWeb掲載用に再編集したものです。 本記事のテーマを、より基本的なところから丁寧に解説した『SQLの苦手を克服する本 データの操作がイメージできれば誰でもできる』が2019年8月26日に発売されました。本記事と併せてご活用ください。 「JOINはDBサーバの負荷が高くなる」は本当か? 「JOINは複雑なので、単純なSQLに分割してぐるぐる系で取得すれば、処理が遅くなったとしても、DBサーバの負荷は減る」と考えているエンジニアが実際に存在します。前回解説したとおり、SQLのオーバーヘッドの大きさをイメージできれば、「そんなことはない」と理解できたかもしれませんが、さらに深く理解するために、本稿ではJOINを分割したときと、JOINしたときの違いを見てみましょう。
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