シャープ(株)は、同社の携帯電話事業に関する記者説明会を開催。先日発表されたソーラーパネル搭載モデルや高画素カメラ搭載モデルなど、新しい中核商品を軸とした今後のビジネス展開に関する説明を行った。 説明会にはシャープの国内向け携帯電話事業の責任者である執行役員 通信システム事業本部長の大畠昌巳氏が出席し、今後の取り組みと新商品のビジネスモデルを紹介した。 大畠氏自身は昨年、シャープの携帯電話事業の中国市場進出にリーダーシップを取った人物であり、本年4月より現職に就任し、日本国内の携帯電話事業を担当している。はじめに中国市場での取り組みについて触れ「中国で市場でハイエンド機を中心に、シャープの携帯電話の評価が高まりつつある。今後は普及価格帯モデルにも積極的に展開していく考えだ」と述べた。 大畠氏は国内向け携帯電話のビジネス概況について「特長ある商品を展開し、2008年度まで国内市場で4年連続の