シカゴだ!シカゴハウスだ!スカスカなドラムにピアノとシンセと能天気なボーカルだ!「Armando」に続きまたもやシカゴ方面の話題ですが、我慢して下さいね。シカゴハウスったって今まで紹介してきたように方向性はメロウから男気アシッドまで方向性はバラバラで、今回取り上げようと思う「HIPHOUSE」はその中でもある種の負の部分と言うか、やんちゃで行き過ぎた部分を凝縮している濃いジャンルです。取りあえず1曲聞きましょう。 Tyree - Let The Music Take Control (1990) うわーって感じですね。スカスカキックにピアノでその上に半分勢いのラップがドカーン。同時代の例えば「James Brown Is Dead」に代表されるようなオールドスクールレイブの影響もしくは、ミドルスクールなラップの影響も勿論垣間見れるわけです。 「HIPHOUSE」については掘り始めの僕よりも