考えてもみなよ。はまちちゃんだって愉快犯的なことをやってたけど、実害が出ないように警鐘を鳴らしてたわけで、高木先生だって悲しいほど正攻法でダメなものを切り続けてきたわけだし。まあ、彼ら自身の認識がそうかどうかは別にして。そういう、ある種の自浄作用的な努力ってのはこのような行為によって無に帰すのよ。 警察の無能をあざ笑った結果は、冤罪を出さないための「ウェブの」仕組みづくりに転嫁されることになるのではないかと僕は恐れている。これが起こらなくても誰かが出来たんだから結果は一緒だ、と言われるかもしれないけど、早急な対策が求められるってことになるのはやはり現実におけるトリガーは必要で、それがこれになる可能性は高いと思う。 みんなが警察をおちょくればおちょくるほど、事案は重大化する。警察が無能なままでいることは我々にとっても不幸なことである。でも、原理的に防げないことを防がなくならなくなった時に彼ら