イラク北部のクルド人自治区の国内避難民キャンプでパンが焼けるのを待つ、イスラム過激派組織「イスラム国」とクルド人自治区の治安部隊ペシュメルガとの戦闘から逃れてきたヤジディー教徒たち(2015年1月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAFIN HAMED 【3月20日 AFP】(一部更新)国連(UN)人権高等弁務官事務所(OHCHR)は19日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」がイラクのクルド系少数派ヤジディー(Yazidi)教徒らに対し大量虐殺(ジェノサイド)を行っているとみられ、加害者らを国際司法裁判所(International Court of Justice、ICJ)に付託するべきだとする報告書を発表した。 この報告書には、ISによる殺害、拷問、レイプ、性奴隷化、少年兵起用のおぞましい実態が記されており、「戦争犯罪、人道に対する罪、大量虐殺」に