エジプト軍・警察の合同作戦中に誤って攻撃を受け負傷した観光客らが治療を受けているカイロ近郊の病院(2015年9月14日撮影)。(c)AFP/MOHAMED EL-SHAHED 【9月15日 AFP】エジプトを訪れていたメキシコ人観光客を含む12人が現地の治安部隊による攻撃を受けて死亡した事件で、メキシコ政府は14日、観光客らに対して行われた攻撃が空爆だったことを明らかにし、エジプトに対し事件の捜査を迅速に進めるよう要求した。事件ではメキシコ人少なくとも2人が死亡、6人の安否が不明となっている。 メキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領は、エジプトの西方砂漠(Western Desert)地帯で発生したこの「重大事件」にメキシコ人14人が巻き込まれたと発表。駐エジプト・メキシコ大使によると、うち死者は2人、安否不明者は6人。残る6人は負傷者で、いずれも容