16年1〜3月期GDP速報値 個人消費の回復鈍く 安倍晋三首相は18日発表の2016年1〜3月期の国内総生産(GDP)の速報値で個人消費の回復が鈍かったとして、来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げを再延期する検討に入った。予定通り増税した場合、デフレからの脱却が困難になると判断している。これに伴い、衆院を解散し、夏の参院選と同時に衆院選も行う衆参同日選を視野に入れる。政権の経済政策「アベノミクス」継続への支持を訴える考えだ。 首相は26〜27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)での議論を踏まえ、消費増税先送りと衆院解散に踏み切るかを最終判断する方針だ。今国会の会期末は6月1日。公職選挙法の規定から同日選に踏み切る場合、6月1日に衆院を解散し、7月10日に衆参両選挙を実施する日程となる可能性が高い。
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の聖火台設置場所について、政府、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)、大会組織委員会などによる検討チームの責任者となった遠藤利明五輪担当相は4日、閣議後の記者会見で「(競技場の)内か外か、最低限度必要な部分だけ今回は決める」との方針を明らかにした。 五輪開会式のクライマックスを飾る聖火台への点火は、過去も聖火リレーの最終走者とともに演出上の秘密となってきた。東京五輪の開会式の演出はこれからの議論となるため、遠藤氏は「サプライズ(驚き)も必要」と述べ、聖火台の具体的な設置場所や形状などは時間をかけて検討する考えを示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く