2019年10月17日のブックマーク (1件)

  • 仮想化が及ばぬ「最後の牙城」にもついに改革の波が押し寄せ始めた

    企業のITシステムでは、今や仮想化技術を利用するのが常識となっている。だが、その技術がほとんど利用されていない分野がある。通信事業者(キャリア)のコアネットワーク部分だ。 コアネットワークを構築する機器は、提供するサービスの内容に合わせて最適な形に作り込んだ専用のハードウエアを使うのが、現在でも当たり前だ。その最後の牙城といえる部分にも、仮想化技術の波が押し寄せようとしている。 核となる機能をソフト化 NTTネットワークサービスシステム研究所はスペインの大手キャリアであるテレフォニカと共同で、仮想化技術の実用化に向けた実験を実施中だ。「ホワイトボックススイッチ」と呼ぶ汎用のハードウエアを使って、通信キャリアのネットワーク装置を実現できることを検証する。 ホワイトボックススイッチとはソフトウエアを自由に入れ替えられるネットワークスイッチである。パケットを高速転送するために必要なASICを搭載

    仮想化が及ばぬ「最後の牙城」にもついに改革の波が押し寄せ始めた