9日午前10時50分ごろ、JR京都駅で停車中の同駅発奈良行き普通電車の運転士から「車掌がいない」と運輸指令に連絡が入った。 乗務予定だった男性車掌(24)が遅刻し、待機していた代わりの車掌も、連絡ミスで乗務する電車の指示を受けていなかった。このトラブルで同電車が9分遅れ、奈良線の上下計2本が運休、約600人に影響した。 JR西日本によると、本来の車掌が出勤時間を勘違いし、京都車掌区に姿を見せなかったため、係長が連絡して遅刻が判明。別の係長が代わりの車掌を手配したが、互いに「相手が乗務する電車を指示したと思った」と話しているという。