2013年7月2日のブックマーク (3件)

  • 選挙政治の是否が問われるエジプト

    6月30日、エジプト各地で発生した大規模デモは、二日を経ても続いている。 カイロのタハリール広場を群集が埋め尽くす姿は、二年半前の2011年、当時のムバーラク大統領を辞任に追い込んだ「1月25日革命」を彷彿とさせる映像だ。参加者自体も、その時デモを主導した若者層が中心である。現ムルスィー政権の成立から一年となったこの日、ムルスィーの政権運営に「ノー」を言うために、再度集まった。 確かに、去年から比べても、カイロの街は荒んだ感じがする。6月初めに訪ねたときも、引ったくりなどが増えたと、さまざまな人たちから聞いた。過去の警察国家が崩壊したせいで、自由を謳歌しすぎる小売商たちは道路の半分くらいまで勝手に露店を広げ、おかげで渋滞は悪化する一方。タハリール広場に面した壁には、相変わらず「落書き」で憤懣を晴らそうと若者が毎日集まってくるが、革命から時間が経つにつれて、閉塞感は目に見えて深まっている。

    eigokun
    eigokun 2013/07/02
  • ナイル川の恵みをめぐる「水戦争」

    古代からエジプトに肥沃な土壌をもたらしてきたナイル川をめぐって「水戦争」が勃発している。ナイル川上流に位置するエチオピアは、スーダンとの国境付近に巨大ダムの建設計画を進めている。だが下流のエジプトはこの計画に猛反発し、モルシ大統領が「戦争」は望まないが「あらゆる選択肢の可能性がある」と威嚇する騒ぎに。先週には両国の外相が会談したが、解決のめどは立っていない。 計画されているのは、6000メガワットの発電能力を持つアフリカ最大の水力発電用ダムで、実現すれば周辺諸国の電力事情を改善できる。 だが下流のエジプトでは、ナイル川の水量が激減して農業や発電に壊滅的な影響が出るとの懸念が高まっている。人口の急増による糧不足が深刻化している時期だけに農業生産の減少は死活問題。国土の大半が砂漠で、水資源の95%をナイル川に依存するエジプトにとって、水供給の不安定化は安全保障に直結する問題でもある。 ただし

    eigokun
    eigokun 2013/07/02
  • E Ink Mobius採用、ソニーの「デジタルペーパー」に触れた

    ソニーが5月13日に発表した13.3インチ「デジタルペーパー」端末。15日に台湾E Ink Holdingsが正式発表したフレキシブルモノクロ電子ペーパーパネル「E Ink Mobius」を採用した同端末だが、15日から東京ビッグサイトで開催されている「教育ITソリューションEXPO」のソニービジネスソリューションブースで参考展示されていた。 発表されて日が浅いということもあり、同ブースには同端末を実際に確かめようと多くの人が並んでいたが、遠目にも分かる13.3インチ(1200×1600ドット)という大画面。記者の順番が回ってきた時、その大きさに驚いたが、実際手にしてみると、その軽さにさらに驚いた。担当者によれば、「Mobiusを採用したのは、そのフレキシブル性を生かすためというより、軽さのため」とのこと。実際の重さはカタログスペックで358グラムだが、その大画面とのギャップで軽量性が際立

    E Ink Mobius採用、ソニーの「デジタルペーパー」に触れた
    eigokun
    eigokun 2013/07/02
    ペンでの書き込みがE-Inkなのにこの速さということは、ひょっとしてE-Inkとは別レイヤーに液晶でもあるんでしょうか。