図1 Light Peakの試作デモ 光ケーブルを用いることで10Gビット/秒の伝送速度を実現した。 沈黙が耳に痛いほどだった。 米EE Times誌のエディター・アット・ラージを務めるRick Merrittによると、2009年9月22日~24日に米カリフォルニア州サンフランシスコ市で開催された開発者向け会議「Intel Developer Forum 2009(IDF)」で、米Intel社は「USB 3.0」対応のパソコン向けチップセットの開発計画について一切発表しなかったという。 これは、起爆剤を待ち望むメーカーにとっては悩ましい事態だ。インテル社は通常、「USB 3.0」のような新しいインターフェイス技術に対して、パソコン向けチップセットをいち早く開発し、製品化してきた。このようにして、Intel社はさまざまな技術を市場投入する際、導入の拡大に弾みをつけてきたといえる。 ある関係
図1 銅配線と光ファイバの住み分け 旭硝子によると、伝送速度が10Gビット/秒を超える用途では光ファイバが適するという。出典:旭硝子 旭硝子は2010年3月24日、光ファイバ・ケーブルの新製品「FONTEX」の量産出荷を2010年7月に開始すると発表した。FONTEXは曲げに強く、伝送距離100mで10Gビット/秒を超える高速信号伝送が可能だという。米Intel社が開発した10Gビット/秒の光学インターフェース「Light Peak」や次世代3Dテレビ受像機のほか、データセンターの機器間光配線に役立つという(図1)。 FONTEXは透明度が高いことが特長である。アクリル樹脂などを用いて光ファイバを製造すると、透明度が十分確保できない。これはアクリル樹脂が含むC(炭素)-H(水素)結合が、光通信で用いる波長650nmから1300nmの領域で伝送損失の原因となるためである。 FONTEXは、
電子部品大手のアルプス電気は人の体の表面を通じて電子データをやり取りする「人体通信」用部品を商品化する。コードのない音楽用ヘッドホンや、ドアに触れるだけで鍵が開く電子錠システムなどへの利用を見込む。2008年7月に機器メーカーにサンプル品の出荷を始め09年3月をめどに量産する計画。09年中にも人体通信を使う商品が市場に登場する可能性が出てきた。 半導体ベンチャーのカイザーテクノロジー(神奈川県平塚市)が開発したチップを使いアルプスが部品にして出荷する。薄い布などを間に挟んでもデータを送れる。個人認証データを入力した携帯電話機などをポケットに入れておけば家や車のドアに手を触れただけで鍵を開けられるといった技術を実現できる 電子部品大手のアルプス電気は人の体の表面を通じて電子データをやり取りする「人体通信」用部品を商品化する。コードのない音楽用ヘッドホンや、ドアに触れるだけで鍵が開く電子錠シス
14日の東京株式市場で日経平均株価は急反発した。大引けは3連休前の10日比1171円14銭(14.15%)高の9447円57銭。上昇率はバブル崩壊初期の1990年10月2日(13.24%)を上回り、過去最大を記録した。10日の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後に欧州各国が金融機関への公的資本注入など金融危機対策を打ち出したことを好感し、主力株中心に買い戻しが殺到した。米政府による追加対策への期待もあって、三菱UFJやみずほFG、ソニー、武田といった主力株が軒並み値幅制限の上限(ストップ高)まで買われた。東証株価指数(TOPIX)も急反発。 日経平均が一時1000円あまり下落し、バブル経済崩壊後の安値(2003年4月28日の7607円)が視野に入った10日から地合いが一変。10日までの7日続落による下落幅(3091円)の約4割を戻した。株価指数先物にも買いが膨らみ、朝方は日経平均先物と
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