2017年9月28日のブックマーク (2件)

  • トヨタが自動運転で出遅れたのはどうやら「カイゼン」のせいだった(井上 久男) @gendai_biz

    トヨタが抱える重大な「欠落」 1兆円を超える研究開発投資を続け、人材も資金も圧倒的に豊富なトヨタ自動車が、自動運転の商品化で出遅れているのはなぜか。ここには今後の日の自動車産業の競争優位を揺るがしかねない大きな問題が隠されている。 実は今のトヨタには、最新のある技術が欠落しているのだ。それは、「バーチャル・シミュレーション」を使った開発手法だ。 それを説明する前にクルマの開発の流れを大まかに説明しよう。クルマは商品企画で、どのような製品にしたいか、たとえば「スポーティーな若者向けにする」といったようなコンセプトが定まり、「高速走行時に搭乗者にかかる重力をいくらまでに抑えるか」などの細かい仕様が定まっていく。 その仕様を作るために、開発の上流段階で、実物のクルマやエンジンなどを試作して実験を繰り返し、燃費や安全関連のデータを取り出していく。仕様書は別名「要求書」とも呼ばれる。試作と実験を繰

    トヨタが自動運転で出遅れたのはどうやら「カイゼン」のせいだった(井上 久男) @gendai_biz
  • 夢のない理系

    若者の理科離れとか理系離れとか言うじゃない。まあそりゃそうだよねってのが理系就活生を観察しているとよく分かる。自分は東京大学の工学系修士学生で学内外問わず色々な人の状況を知っている。日の理系の現状はなかなかに酷く全くもって夢がない。 まず就職しても待遇が悪い。例えば大手メーカーの研究開発職に就いたとする。修士卒業の場合、だいたい初任給は23万円/月だ。どんなFラン大学を出ていようと東京大学を出ていようが変わらない。一律たった23万円。もちろんここから上昇するにはするが非常に緩やかな上昇だ。年収800万〜1000万に到達する頃には40歳くらいになっているだろう。大学、大学院と勉強や研究を重ね知識や技術を磨いてもこの程度にしかならない人生だ。 一方、大学時代は遊びほうけ頭すっからかんのくせに就活中だけは意識高く振る舞いそれらしいことを言ってうまいこと商社・広告・マスコミ・金融などの大手に就職

    夢のない理系