【ワシントン白戸圭一】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス長官(60)は9日、女性との不倫の責任を取って長官職を辞任すると発表した。米メディアは、ペトレアス氏と不倫相手の女性との間で機密情報に関するやりとりなどがなかったか、米連邦捜査局(FBI)が捜査していると伝えた。ペトレアス氏はイラク、アフガニスタン両戦争で駐留米軍司令官を務めた元陸軍将校で、オバマ大統領の信任が厚いことで知られる。任命権者としての責任が問われる可能性もあり、オバマ政権には大きな痛手となりそうだ。 ペトレアス氏はCIA職員に宛てた声明で「37年以上に及ぶ結婚生活の後、不倫という極めて思慮に欠ける関係を持った」と述べた。その上で「こうした行為は夫として、我々のような組織のリーダーとして許されるものではない」と辞任の理由を説明した。 米NBCテレビなどによると、不倫相手はペトレアス氏がアフガン駐留米軍司令官時代に
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案について、賛意を示した川勝平太知事の与党で県議会第2会派の「民主党・ふじのくに県議団」は2日議員総会を開き、「条例案は(内容に)不備が多い」などとして反対する方針を決めた。過半数を占める最大会派の「自民改革会議」も反対議員が多く、条例案は11日の県議会本会議で否決される公算が大きい。【小玉沙織】
経団連の米倉弘昌会長ら幹部が9日、自民党の安倍晋三総裁ら新執行部と政策対話を行うことが2日、分かった。民主党代表選に再選した野田佳彦首相が内閣改造に踏み切ったタイミングで、経団連が政府閣僚や与党の新執行部より優先して、野党幹部と会談するのは異例。次期衆院選後の政権交代をにらんだものと見られる。 安倍総裁就任後初の自民党との政策対話となる9日の会談には、経団連側から米倉会長のほか、副会長らが出席。自民党側からは安倍総裁のほか、石破茂幹事長らが参加する予定で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加問題や対中国関係、エネルギー政策について議論する見通しだ。 経団連は民主党政権発足以降も、野党の自民党執行部と非公式の意見交換会を行ってきたが、今回は日程を公表した上、公式な政策対話として行う考えだ。【宮島寛】
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