将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が30連勝をかけ、2日午前10時に始まった竜王戦決勝トーナメント2回戦は、正午から約40分の昼食休憩に入った。 その一方で、藤井四段が「冷やし中華大盛り」(850円)、佐々木勇気五段(22)が「肉豆腐定食(餅入り)」(1050円)の出前を注文した東京・千駄ケ谷のそば料理店「みろく庵」では、藤井四段らの味わった料理を体験しようと、多くのファンが足を運んだ。 「みろく庵」は東京の将棋会館から約500メートル離れた、棋士御用達の料理店。インターネット中継で同店の話題がよく出るなど、「みろく庵」ファンの将棋関係者は多い。麺好きで知られる藤井四段も、先月26日の対局で同店から「ぶたキムチうどん」(950円)の出前を頼んでいた。 同店では、藤井四段が昼食休憩に入った正午ごろから行列ができ始め、客の多くが藤井四段と同じ「冷やし中華大盛り」や「ぶたキムチうどん」