トレッキングにおいて重要なアイテムがいくつかあるが、バックパックもその中の1つ。使い勝手や背負い心地が良く、適切な大きさのバックパックを使えば、山歩きでの疲労は随分と軽減されてくる。今回はバックパック選びのコツを、アウトドア用品ブランド「コールマン」のPR担当・香田絵理さんに聞いた。 まずサイズを決めよう ひと口にトレッキングと言っても、数時間の高原散策から1日がかりの登山まで幅が広いので、行く場所によって必要な荷物の量が異なる。さらに山小屋泊やテント泊まで考えているのなら、もっと荷物が多くなるだろう。場合によっては、日帰り用と宿泊用の2つの購入も視野に入れながら、自分が最も多く行く場所の荷物に合わせたバックパックのサイズを選択しよう。数時間の散策なら20L前後、日帰りでは25〜40Lくらいの容量が目安だ。 ただし、容量の大きなバックパックほど、後述する疲れを軽減してくれる機能が充実してい