仙台市出身で東京都の会社員、望月秀太郎さん(26)が、東日本大震災被災地の若い女性に好みの衣料品をインターネットを使って無料で届ける運動を始めた。被災地では救援物資として送られた衣料品が余り始めており「若い人たちにおしゃれを楽しんでほしい」と発案した。 衣類を提供できる人と、衣類が欲しいという被災者をそれぞれネット上で募集。望月さんの知人のデザイナーやアパレルショップのバイヤーら約10人の活動拠点に、提供者から服を送ってもらい、サイズなどを細かく分類。被災者の年齢やサイズ、好みなどを考慮したうえでお似合いの10点前後を送る仕組み。 送料は提供者の負担で、被災者1人につき原則1回のみ利用可能としている。これまでに提供を申し出た人は全国から約150人、受け取った被災地の女性は約15人に上る。 望月さんは震災直後から古里の力になりたかったが、仕事が忙しいうえ、金銭的にも余裕がなく「『被災者に何も