『フィフス・エレメント』(仏題:Le Cinquième élément)は、1997年のフランス・イギリス・アメリカの合作によるSFアクション映画。 リュック・ベッソン監督、ブルース・ウィリス主演。ミラ・ジョヴォヴィッチの出世作でもある。1997年5月9日カンヌ国際映画祭プレミア公開。 あらすじ[編集] 1914年エジプトのピラミッドで世界を救う5番目の要素「フィフス・エレメント」と、世界を滅ぼす邪悪な存在が予言されていることが発見された。突如円盤で飛来したモンドシャワン人により、鍵となる4つの石が隠し部屋より持ち出される。 2263年[3]、世界は全ての攻撃を吸収してしまう反生命体「ミスター・シャドー」に脅かされていた。リンドバーグ統一宇宙連邦大統領はモンドシャワン人の意思を受け継ぐコーネリアス神父より、モンドシャワン人と5番目の要素(フィフス・エレメント)を知らされ、彼らを地球に呼び
悪い評判を一切聞かない珍しい映画。所詮勧善懲悪のアクション映画だろ?と斜に構えて見に行ったんだけれども、予想を上回る傑作だった。メメントの監督だし外れることはないだろうとは思ってはいたけど、脚本・演出ともにここまで作り込まれているとは! 個人的に注目したのは全体の構造におけるジョーカーの役割。ジョーカー=道化論をふまえた作りになっていて、山口昌男監修かと思ったほどだ。自分も一時期はまっていて「道化の民俗学」やら「道化と笏杖」やらを読みあさっていたことがあった。 このジョーカーという存在が、一見、単純な善悪の対立構造に見えなくもないストーリーに深い味わいを与えている。わかりやすくするために、レヴィ=ストロースっぽい感じで構造を図にしてみよう。 ゴッサムシティーでの基本的対立は、警察と悪党による単純な善悪の対立だ。警察は法でもって正々堂々と悪党を裁こうとする。悪党にもまた悪党のルールがあり、き
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