NHK総合で、「立花隆が探るサイボーグの衝撃」。立花隆氏と押井守氏の噛み合わなさが逆に面白かった。こないだの「脳を活かす」研究会の様子が映し出されていたが、講演者の中で見事に俺の存在だけがオミットされていた。「義体」という言葉は押井守氏の発案ではないこととか、原作者の存在とか、ちゃんと俺が講演で話したのだけれど、そういった事実関係もすっ飛ばされていた。まあいま考えてみると、立花隆氏と別の立場であの場で話ができたことは貴重だったのかもしれない。 「脳を活かす」研究会での立花氏の発表で、俺がいちばん印象に残ったのは、彼が最後に「これからは四肢切断された人でも世界を滅亡させることができるようになった」と、喜々として喋っていたことだ。少なくとも俺には喜々としているように見えた。自分と立花氏の違いが明確になった。 立花氏は以前から超人への憧れが強い人だと俺は思っている。『宇宙からの帰還』や『臨死体験
[書評] Ghost in the Shell 「攻殻機動隊」(*1) 西暦2029年 --- 企業のネットが星を被い 電子や光が駆け巡っても、 国家や民族が消えてなくなるほど 情報化されていない近未来 1995年に発表された「攻殻機動隊」の冒頭シーンに興奮してから10年余り、改めてこの映画の価値と先見性を実感できる2029年の未来から逆算された過去の地点に、私達は立っている。今、あらたな視点で「攻殻機動隊」を体験することが可能なのは、私達が過去10年間以上にわたってネットとつながった生活を経験してきたからだろう。1995年以前のネットワークといえばまだ単純なパソコン通信しか日常にはなかった。パソツーは、スター型のネットワークにしかすぎず、現在のインターネットのように中心のないネットワークは、まだ一般には体験されていなかった。こうした時代に、今日私達が問題とするようなネットワークの分散と集
「Google には決めさせない。俺が決める。」 参加者の一人がこう言った瞬間、拍手喝采が沸き起こり、会場がワーッと盛り上がった。 弊社営業からのリクエストで参加してきた「Web 2.0」をテーマに冠した、参加者のほとんどが60前後のIT系の会社の経営者で20代は私一人というシニアな勉強会での1シーンである。ディスカッションの後の飲み会では、あいつは東大で旗を振ってたとか、俺は京大で旗を振ってたとか、学生運動の昔話に花が咲く。学生運動 → 音楽活動でプロを目指す → 挫折してソフトウェア会社または学習塾を創業 というのがこの世代の人々の職業選択の典型的なパターンの一つであるらしい。 今回のディスカッションでは、Web 2.0 を構成する概念のうち、受け入れられたものとそうでないものとがはっきりと分かれた。 → Web でここまでできるのはすごい。ビジネスの幅や発想が大きく広がる。 ・Saa
日曜コラムです、こんばんは。 ハッピーマンデー(祝日)のため月曜コラムです。 今回は背景として、ネット上での YouTubeの著作権を巡る議論 が盛んなことがあるのですが、その引用部分も長いために、 スパッと別記事に切り出してしまいました。まずは以下をご覧頂いて、 YouTubeと著作権についていろいろ思いを巡らせて頂ければと思います。 →「YouTubeの著作権を巡る議論、ここまでの流れ YouTubeの著作権を巡る議論、ここまでの流れ」 ■ニセモノの良心「Youtubeに不正映像上げてる奴らを排除しろ!」 http://soulwarden.exblog.jp/3379529 ■煩悩是道場「はてな離脱計画」 http://d.hatena.ne.jp/ululun/20060712/hatena060712 ■deblog「法律を変えるのは言論ではない」 http://d.hatena
「人」という字は、二人の人が談合してもたれあっている姿をあらわしている。 フューチャリスト宣言 (ちくま新書) この本は、「談合論」の本だと思う。 「陰謀論」が世の中の全ての悪を「陰謀」のせいにするように、「談合論」は世の中の問題の根源を談合に帰着させる。 茂木 日本にも反体制、ヒッピーっぽい人はいますが、その人たちは往々にして技術をもっていない。しかも、うらめしそうな視点(ルサンチマン)を世界に対してもっている。意欲でも権威の側に負けていることが多い。でもアメリカには全然違うタイプがいますよね。 梅田 テクノロジーがそういう人たちをエンパワーすると信じるのが、シリコンバレーの特徴でしょう。(中略)権威と闘う道具としてのテクノロジーということです。(中略)日本企業の研究所の若い人たちだって、ユーチューブを一年以上前から見ているわけですよ。でもユーチューブを見た瞬間から、俺たちはやっちゃいけ
アスワ電機 株式会社 ”創造をカタチに”・”基本に忠実 変化に対応”をモットーに設計・製作から改造工事 などを行っています。 水処理設備・一般産業機械・化学プラント等の制御盤の設計・製作から現地調整・ 改造・メンテナンスまで行ないます。工場内設備用データ収集・管理については自社 で企画から現地調整まで行っています。シーケンサ・タッチパネルやサーボ関係のリ プレース(更新)も行っています。 また、カスタムオーダーにて省力化機械の設計・製作や遊休設備の再生も行います。 各種測定器・遠隔監視システムやデータロガー等の設計・製作 株式会社 北陸濾化 弊社は射出成形用金型及び微細切削加工時に発生したバリを細部に渡り除去し、大幅なコスト低減と 短納期及び品質の安定化を実現致しました。表面処理剤ホロクリンは、1液性で常温での処理ができ、 液中に浸漬させることで従来の工程を75%〜90%削減することが出来
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