この一つの遺伝子だけでは決まらないにしても、日本人がリスクに対してかなり慎重な民族である、という可能性は強く示唆されるのではないかと思います。 とありますが、私は、コメント欄に MO さんが書かれている、『「不安を感じやすい」ということは、必ずしもリスク回避の方向ばかりに働くわけではないかもしれません』という意見のほうに賛同します。 エントリ中で参照されている藤田保健衛生大学総合医科学研究所システム医科学研究部門のこのテレビ番組の補足説明には セロトニントランスポーター遺伝子は、このタンパクをコードする遺伝子です。この遺伝子の発現をコントロールするプロモーター領域にS型とL型という2種類のタイプがあります。マウスでもヒトでも染色体は各2セットずつありますので、両方ともS型の人(SS型)、片方がS型でもう一方がL型の人(LS型)、両方ともL型の人(LL型)、という3種類の人がいることになりま