今日はちょっと自分の話を。いつもと違ってquipというかdisりはないので、そういうのを期待している人は読んでもつまらんと思う。 1999年11月1日、ぼくは両親の仕事で渡米した。ESL(English as the Second Language)という、英語を母語としない子が、他の子に追いつけるように特設したクラスでのスタートだった。ぼくは英・仏・日のトライリンガルの母親に育てられたにも関わらず、面白いほど英語ができなかった。でも、「ぼくだけESLで特別扱い」というのがイヤでイヤでたまらず、最初の6ヶ月は死にもの狂いで英語を勉強した。ESLの先生におべっかを使いまくったかいもあって、2000年の5月には、ESLを卒業することになった。夏休みの後からは、ネイティブの子たちと一緒に授業が受けられるとのことで、嬉々としたのを覚えている。とにかく昔から、特別扱いがイヤだったのだ。 ESLを無事