関連トピックスソニーパナソニックシャープ 【上栗崇】米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは9日、ソニーの長期格付けを1段階引き下げ、「Baa3」にした。最上位から10番目で、あと1段階下がると投資に向かない「投機的」格付けとなる。電機大手の格下げが相次いでいる。 ムーディーズは10月12日にもソニーを1段階格下げしたばかりだ。9月にソニーを1段階格下げしたスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も、今後の見通しをネガティブ(弱含み)としている。 米格付け大手2社による格下げは、電機大手の中でも薄型テレビを主力とするソニー、パナソニック、シャープの3社に集中している。S&Pは今月に入り、パナソニックを5段階、すでに「投機的」だったシャープを3段階、格下げした。両社が2012年9月中間決算で巨額の純損失を計上したことが影響した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくに