安否確認、スマホ使えず 神戸市、職員向けシステム (05/17 12:45) 災害時に職員の安否を確認する神戸市のシステムがスマートフォン(多機能携帯電話)に対応しておらず、登録した職員の約3分の1が利用できないことが17日、市への取材で分かった。 市は昨年4月からシステムを運用。登録者は市職員の5~6割の約8千人にとどまっている。 システムは、地震などの災害が起きた際に、被災状況を尋ねるメールを送信。職員はメールに記載されたサイトにアクセスし、安否や出勤の可否などを回答する。 市の担当者は「安否確認は電話で行うのが基本」と話し、システムは補完的な位置付けと説明。登録者が少ないことについては「強制ではないが、周知徹底をはかりたい」とした。 前の記事 次の記事