横浜市の病院で点滴に異物が混入され、入院中の88歳の男性が死亡した事件で、点滴から「界面活性剤」と呼ばれる成分が検出されていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、何者かが点滴に混入したと見て、殺人の疑いで詳しい状況を調べています。 警察が残った点滴や遺体を詳しく調べた結果、「界面活性剤」と呼ばれる成分が検出されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 「界面活性剤」は、洗剤やせっけんのほか、医薬品などにも含まれる成分だということです。 これまでの調べで、八巻さんは寝たきりの状態で入院していて、亡くなる前日の19日の午後10時ごろ、看護師が最後に点滴を取り替えてから、20日の午前4時ごろに心拍数が急激に低下し、異常を知らせるアラームが鳴るまでのおよそ6時間の間に、異物が混入された疑いがあるということです。 また、警察は今月18日以降、八巻さんの病室と同じ4階に入院し、病死
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