ものごとにはプラスとマイナスがあります。 今年8月、日本のはるか南海上で起こった福徳岡ノ場の噴火によって発生した「軽石」は、沖縄など南西諸島に漂着したときには、その得体の知れなさから驚きのニュースとなって全国に波及していきました。さらに11月20日現在、伊豆諸島や神奈川、千葉など関東の沿岸でも軽石の漂着が確認され、また沖縄では依然として大量の軽石が浮遊しており先の見通せない状態が続いています。 軽石の活用に向けて この軽石は漁業などに甚大な被害を与え、厄介な漂着物であることは間違いありません。ところが11月17日、沖縄県環境部から発表された「県内に漂着した軽石の分析結果について」の報告書を読むと、軽石に意外なプラス面もあることがわかってきました。 知人の沖縄農業関係者によると、軽石が漂着したときに直観的に思ったのは「タダで土壌改良材が手に入る」ということだったそうです。粘度の高い沖縄の土壌
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