人身事故で停車した特急「ソニック23号」のパンタグラフを調べる作業員=北九州市戸畑区の九州工大前駅付近で2022年12月28日午後4時20分、本社ヘリから上入来尚撮影 28日午後1時ごろ、北九州市戸畑区中原西1のJR鹿児島線九州工大前駅構内で、博多発大分行き上り特急「ソニック23号」(7両編成)が線路内に入った男性と衝突した。男性は死亡。乗客約150人にけがはなかった。列車は電気を取り込む三つのパンタグラフが破損し、架線も切れた。JR鹿児島線の博多―小倉間は深夜まで9時間以上、上下線とも一部区間で不通となり、ダイヤが大幅に乱れた。 福岡県警戸畑署によると、死亡した男性は北九州市小倉北区の会社員(39)。列車が駅を通過する直前にホームから線路内に入ったとみられる。