千葉市議会の会派「日本維新の会・無所属の会」に所属する議員2人が、市民の請願を自作自演して9月定例会に出していたことが13日、分かった。会派によると、請願の名義人の了解を得ないまま、書面を作り自筆で署名。2人は「提出の締め切りに間に合わせるためだった」と説明したという。 市議会規則は、請願には本人の自筆署名または記名押印が必要と定める。議会運営委員会は同日、要件を満たさないとして請願を無効とした。 会派の守屋聡幹事長によると、関わったのは桜井崇市議と大平真弘市議。
長崎市の鈴木史朗市長は3日の記者会見で、8月9日の「原爆の日」に開く平和祈念式典に関し、イスラエルに停戦を求める書簡を送り、現時点で招待状を送付しないと明らかにした。ロシアとベラルーシは3年連続で招待しない。
【エルサレム共同】イスラエルによるパレスチナへの戦争犯罪を巡る国際刑事裁判所(ICC)の捜査に、イスラエル対外特務機関モサドの元幹部らが介入を試みていたと、英紙ガーディアンが報じた。捜査に圧力をかけ断念させるのが目的で、ベンスダ前主任検察官にも盗聴や脅迫をしていたほか、捜査を引き継いだカーン主任検察官のメールを傍受していたという。イスラエル首相府は報道を否定している。 報道によると、介入工作が始まったのはパレスチナ自治政府がICCに加盟した2015年。ベンスダ氏は同年、パレスチナ情勢に関する人道に対する罪などの予備調査開始を発表していた。
1918年から始まったシベリア出兵時、旧日本軍が300人以上の住民を虐殺したロシア極東アムール州イワノフカ村を訪れた。20年以上も慰霊訪問を続ける岐阜県揖斐川町の僧侶横山周導さん(94)に8月、同行させてもらったのだ。 日本から飛行機と鉄道、バスを乗り継ぐ長旅だ。高齢の横山さんにとって負担は少なくない。それでも前村長で旧知のゲオルギー・ウスさん(94)に「ずっと忘れずにいてくれて、ありがとう」と出迎えられ、笑顔で応じていた。 村には三つの慰霊碑が点在する。小屋に押し込められ焼き殺された36人に向けた碑。銃殺された子供や女性ら257人への碑。そして横山さんやウスさんの尽力で95年に完成した「哀悼の碑」。横山さんは静かに頭を下げ、読経をささげた。 日本ではシベリア出兵はなじみが薄く「忘れられた戦争」とも呼ばれる。7年間続き日本側だけで3千人以上も死亡したが、第2次大戦後のソ連によるシベリア抑留
奈良先端科学技術大学院大の出村拓教授(植物生理学)は26日、発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物「光る樹木」を開発したと発表した。電気を必要としない室内照明や街路樹への活用が期待される。出村教授は「環境に負荷がかからない照明として注目されれば」と話した。 クラゲなどの蛍光タンパク質を組み合わせ、強く発光させられるようになった。タンパク質の組み合わせなどにより緑や赤、青色に光らせることもできる。 近くベンチャー企業を設立し、観葉植物などの商品化を目指すという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡飛行士が研究実施責任者を務める実験で同僚の研究者がデータの捏造や改ざんをした問題で、発覚するきっかけとなったミスが2018年1月に判明した際に、報告を受けた古川氏が不正問題を担当するJAXA倫理審査委員会には報告せずにスケジュールを優先しようとしたと、当時の関係者が5日までの共同通信の取材に証言した。関係者は「古川氏の責任が矮小化されている」と訴えている。 取材に対してJAXAは「さまざまな議論があったと推定されるが個別の具体的な発言記録はない」とし、「速やかに倫理委に報告すべきであったと考えている」と回答した。
自民党の丸川珠代元五輪相は31日、民主党政権時代の2010年に参院厚生労働委員会で子ども手当法案が採決された際、「愚か者」とやじを飛ばし批判した過去について「反省すべきは反省したい」と述べた。 自らのやじを巡る岸田文雄首相の国会答弁を真摯に受け止めると強調。「当時は私の発言を取り上げ、党もTシャツを作り販売した。私を含め、党が反省すべきは反省すべきだ」とも語った。 丸川氏は現在、党参院幹事長代行を務める。世耕弘成参院幹事長の記者会見に同席後、国会内で記者団の質問に答えた。
岸田文雄首相は24日の参院厚生労働委員会で、過去にLGBTなどの性的少数者を「生産性がない」と表現した杉田水脈総務政務官に対する野党の更迭要求を拒否した。「職責を果たしてもらう」と述べた。
安倍晋三元首相が奈良市で参院選候補者の応援演説中に射殺されてから、15日で1週間。現場で取り押さえられた山上徹也容疑者(41)=殺人未遂容疑で逮捕、送検は殺人容疑=の供述などから、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する個人的な恨みが、友好団体にビデオメッセージを送るなどしていた安倍氏に向かったとみられている。事件をきっかけに、旧統一教会による霊感商法の被害があらためて指摘されている。安倍氏を守れなかった警察の警護・警備の検証が始まり、責任者の進退が注目される。 ▽「ビデオメッセージ」をネットで 「(安倍氏の国葬を通じて)わが国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く決意を示す」。岸田文雄首相は14日の記者会見でこう述べた。確かに、安倍氏は選挙の街頭演説中に襲われた。ただ捜査関係者によると、山上容疑者は「母親が旧統一教会に入信して多額の献金をし、家庭が崩壊した。旧統一教会を(韓国から
米国歌が流れる中、表彰台に立った1位と3位の黒人選手はうつむいて星条旗から顔を背け、黒い手袋をはめた拳を突き上げた。1968年メキシコ五輪陸上競技男子200メートル表彰式。後に「ブラックパワー・サリュート」と称され、米国の白人支配に対する無言の、だが、あまりに雄弁な抗議として五輪史上に残る政治的アピールとなった。 2位の白人選手、オーストラリアのピーター・ノーマンも胸に「人権五輪プロジェクト」(OPHR)のバッジを着け、抗議に同調。その行動は白豪主義の自国で波紋を呼び、2006年に64歳で死去するまで「忘れられたランナー」として扱われることになる。 そして50年後の今年6月、オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)はメルボルンの国立スポーツ博物館で初めてノーマンの功績を表彰した。「生きている時に認めてほしかった」。遺族は遅すぎる「名誉回復」に複雑な思いをのぞかせる。 ▽共感 映画「SA
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く