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ブックマーク / www.nippon.com (4)

  • 日本語で勝負する中国人若手声優—劉セイラさん

    海外における日のアニメや漫画の影響力は絶大で、社会主義・中国にも多くのファンが存在し、何と、日にやってきて声優になった女性がいる。劉セイラさん。スタジオでは日人のベテラン人気声優に交じって日語で勝負。「パ、ピ、プ、ペ、ポの破裂音や(小さな)ッで表記される促音で苦労することもあります」とはいうものの、所属する「青二プロダクション」(東京・南青山)の事務所でインタビューに応じてくれた劉さんの日語は完璧。改めて「好きこそ物の上手なれ」を実感させられた。 劉 セイラ RYU Seira 中国北京市生まれ。名は劉婧犖(りゅう・せいらく)。北京外国語大学日語科在学中の2006年4月、交換留学生として初来日。愛知県小牧市にある愛知文教大学で10ヵ月間学び、北京外国語大学卒業後の09年に再来日。日工学院専門学校の声優・俳優科に入学。2年生のときにスカウトされ「青二プロ」に所属。11年に同校

    日本語で勝負する中国人若手声優—劉セイラさん
  • 分断された記憶:歴史教科書とアジアの戦争

    歴史教科書は、海外から指摘されるように愛国主義的なのだろうか。しかし、日中国韓国台湾、米国の歴史教科書を徹底比較したスタンフォード大学の「分断された記憶と和解」プロジェクトによれば、そうした一般的な見方には根拠がないという。 日歴史教科書とその戦争記述は過去30年間、ずっと国際社会の論争の的になってきた。日歴史教科書に批判的な日国内外の人々に言わせれば、日の教科書はアジア太平洋戦争の開戦に対する日の責任や、日軍がアジアの占領地にもたらした苦難、連合国との戦闘中に行った犯罪行為への認識が欠けている。日教育当局が、検定によって学校で使用できる教科書を決定し、教科書の内容や表現を改めさせていることが、日の愛国主義的傾向を示す証拠だという。最も重要なのは、日の教科書が自国の過去について若い世代に正しく教えていないと見られている点である。 こうした見方に実体が伴

    分断された記憶:歴史教科書とアジアの戦争
  • 「鉄のカーテン」の向こうの日本料理

    旧東ドイツで体験できた唯一の日の味 自分の店でのロルフ・アンシュッツ。(Gabi Roeszler氏提供) ドイツ民主共和国、すなわち社会主義政権下の旧東ドイツ、そこにあった人口3万人ほどの田舎町を想像していただきたい。首都ベルリンから南へ300キロ以上離れた山岳地帯に位置し、世界の情勢や国際的な物品の流れなどからほとんど隔絶され、しかもあらゆる締め付けや統制が厳しかった時代のそんな町に、日のレストランを開くというのはかなり奇想天外な発想のように思える。しかし、この奇跡のような出来事が、1970年に実際に起きたのである。それは、その町に住むロルフ・アンシュッツという人物による、創意あふれるひたむきな努力が生んだ奇跡だった。 アンシュッツは料理人の家系出身で、当時、現在のテューリンゲン自由州に含まれるズールという小さな町でレストランを経営していた。彼は自らの夢をかなえるため、自分の店を

    「鉄のカーテン」の向こうの日本料理
    emiladamas
    emiladamas 2013/02/19
    東ドイツにあった日本料理店の話
  • 無党派層のこれまでと現在

    最近、国政選挙のたびにその投票行動が注目される「無党派層」。特定の支持政党をもたない有権者である彼らは、どのように拡大し、現在の政治にどう影響しているのだろうか。投票行動に詳しい早稲田大学の田中愛治教授が解説する。 はじめに――日における無党派層の存在―― 「無党派層」という言葉が日の一般の人々の間に広まったのは、1995年のことであるが、それ以前から「無党派層」という言葉は存在していた。無党派層の定義は「政党支持を持たない有権者層」のことであるが、そのような有権者層がいることは日でも1970年代から指摘され、「政党支持なし層」という表現が使われていた。 また国際的に見ても、アメリカにおける投票行動研究者の間では1960年代からその存在は指摘されており、”independent voters”という表現で学術的には広く知られていた。アメリカにおいては、それまで6%程度であった無党派層

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