4日午前4時45分ごろ、岐阜県本巣市文殊、北方署本巣交番で、地域課の男性巡査部長(60)が仮眠前に保管庫に拳銃を入れようとした際、銃弾1発を暴発させた。弾は窓ガラスを破って外に出たが、けが人はなかった。 北方署によると、巡査部長は弾の数の確認をした際、引き金に入れた指に力が入り暴発。「誤って指が掛かってしまった」と話しているという。交番には巡査部長のほか、勤務中の巡査(20)がいた。交番の周囲には住宅や病院があった。 国家公安委員会の規則は、射撃時を除き引き金に指を入れてはいけないとしており、北方署の真鍋博文副署長は「拳銃の取り扱いについてさらに指導を徹底し再発防止に努めたい」としている。(共同) [2011年3月4日10時43分]