1.データのバラツキ(分布)はチェックシートやヒストグラムを使って視覚的に把握するのがよい. 2.バラツキを数値で表すには,標準偏差(シグマ)を使う. 3.バラツキは必ずしも”悪”とは限らない!(お急ぎの方は,コラム2 バラツキは悪か?が面白い!) 1.データの分布を調べる. 天気予報専門の会社が公開しているホームページのひとつに,Cyber Weather World というのがありますが,ここで見つけた昨年の「夏休みお天気情報」から,一部のデータを借用しました.(URL http://www.wni.co.jp/cww/) 表1(興味のある方はクリックして下さい)に示した昨年夏の東京と札幌における日中(9:00, 12:00,15:00)の気温を図1にチェックシート方式で東京と札幌に分けてプロットしたものを示します. 温度区分は,2℃間隔にしてありますが,あまり細かくしないで