「事故の記憶はない」。大阪・ミナミの繁華街で1日夜、暴走した軽乗用車が女性2人にけがを負わせた事件で、脱法ハーブを吸いながら運転したとされる建設作業員の拝藤(はいとう)俊一容疑者(26)=自動車運転過失傷害容疑で逮捕=は大阪府警にそう供述したという。ハーブを吸引して運転するとどうなるのか。 大阪市の会社員男性(29)は「感覚がまひして、アクセルをどの程度の強さで踏んでいるのかわからなくなった」と証言した。 2010年夏ごろ、友人と車で大阪市内のクラブに向かう途中、いったん停車して脱法ハーブを吸引した。再び走り出すと、周りの車が異常に速く感じ、周囲の建物や車との距離感がつかめなくなった。危険を感じ、友人に運転を代わってもらった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し!サービスのご紹介はこちら関連リンク