14人には、2015年7月に人権派弁護士らが一斉に拘束された事件で、夫らが逮捕された王峭嶺(おうしょうれい)さん(49)や李文足(りぶんそく)さん(36)なども含まれる。15日にネット上で発表した声明では「(社会の)最底辺で暮らしてきた公民として、庶民が政府や人民代表大会、裁判所、検察などに考えを伝えることが難しいと感じてきた」と訴えた。 立候補した女性人権活動家、野靖環(やせいかん)さん(69)らは取材に「人民代表大会の代表がどこにいるか分からない」と話す。代表の連絡先は公開されておらず、何か問題を抱えていても当局に伝えることが極めて難しいという。15日の声明では「庶民のために声を上げて働きたい」とも記した。