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2013年9月3日のブックマーク (2件)

  • 「書店は中間搾取業である」以後 : ゲライキ

    様々な意見を賜りました。Twitterでもずいぶんと拡散していただいたようで、かつての同僚から「お前まだそんな地雷を踏むような生き方してんのか」というお叱りまで頂戴する始末。今回は、前回お伝えしきれなかった部分の捕捉といいますか、「書店は中間搾取業」以後に思いついたことをダラダラと述べさせていただきます。 「レジ休止中 客注・図書カードはあちら」という張り紙がなされたレジカウンターがある。出口も出口、隅も隅。7台のレジスターがフル稼働する活況の流と違って、そこにはスリップをまとめ、モニタをにらみ、不満そうな顔をして図書カードを封筒に入れている店員がいる。それが書店だ。屋の味でもある。くたびれたエプロンに腕まくり、50絡みの店長らしき男性の疲労がにじむ精悍な顔つき。「客商売だぞ」といいたくもなるが、仕方がないことは理解しているし、そうでなくては書店ではないとも思う。「客注」などと書いてし

    emrszk
    emrszk 2013/09/03
  • 書店は中間搾取業である : ゲライキ

    「書名を覚えたうえで買い物にこい」  書店員の恨み節の定番はこれだ。書店員たちは日々こんなに努力しているのに報われないと漏らす。しかし、基的なことがわかっていない。努力の方向が間違っていることに気がつかない。彼らは、自分たちが中間搾取業であることを理解していないのだ。     利便性、価格で戦えなくなるとしたらどうするか。簡単に思いつくのは規模の利益に望みを託すというもの。書店の大型化や立地戦争の勃発といったことは、書店の未来を危ぶんだ大手チェーンたちの苦肉の策なのだが、中小書店や地方書店はこの戦争(ネット書店)を悪だと決めつけるばかりで、真剣に考えることがない。思考停止してしまっている。書店はいいものだといくら念仏を唱えたところで、潰れるものは潰れるのである。かつてのレコード店、現在のゲームショップがそうであるように、自己の正当性を訴えたところで消費者にとっての価値がなければ消えるしか

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    emrszk 2013/09/03