松竹を代表する映画「釣りバカ日誌」シリーズが、5月から撮影に入る次回作の「パート20」をもって最後となることが17日、スポーツ報知の取材で分かった。西田敏行(61)、三國連太郎(86)の名コンビで21年間続き、「男はつらいよ」終了後は、唯一の国民的映画シリーズとして親しまれてきた。ラストの舞台は初の北海道。釣りをこよなく愛するハマちゃん、スーさんが惜しまれながら有終の美を飾る。 配給した「おくりびと」のアカデミー賞効果で好調な松竹。一方、水面下では「釣りバカ日誌」のファイナルに向け、大がかりな準備が着々と進められていた。昨年12月時点で最後になることは決まっていたものの、ロケ地などが正式確定に至っておらず、ラインアップ発表時での公表は見送られていた。松竹は「現時点ではコメントできない」としているが、4月にも正式発表される。 パート20(スペシャル版を除く)の節目での終止符。ハマちゃんこ