韓国ソウルでの記者会見で、除隊処分撤回を訴えるピョン・ヒスさん(2020年1月22日撮影)。(c)YONHAP / AFP 【1月22日 AFP】韓国軍は22日、男性として志願入隊し、その後性別適合手術を受けたトランスジェンダー(性別越境者)の20代の兵士を除隊させる決定を下した。兵士は同日、記者会見に臨み、軍人であり続けたいと涙ながらに訴え、除隊処分の撤回を求めた。 韓国は、性自認の問題に関して保守的な考えが根強く、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の権利をめぐっても、他のアジア諸国に比べて不寛容さが目立つ。 2017年に自ら志願して入隊していたピョン・ヒス(Byun Hee-soo)さんは、昨年11月にタイで性別適合手術を受けた。 ピョンさんは20日、当初伏せていた実名を公表し、迷彩服で記者会見に臨んだ。集まった報道陣を前に軍隊式の敬礼をし、「私は大韓民国
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