YouTubeは6月5日にヘイトスピーチポリシーの更新を発表し、人種や性別などに基づく差別を主張する動画を削除対象としました。対象となるYouTubeチャンネルに対処が施される一方で、歴史教育や報道を目的として差別について説明するチャンネルも巻き込みで処分を受けてしまったようです。 ヘイトスピーチ動画への対応を発表(画像はYouTube Official Blogより) YouTubeは「ヘイトスピーチに関する私たちの継続的な取り組み」と題してブログ記事を投稿。YouTubeではこれまでに、ヘイトスピーチを行う動画に対する一定の規制を実施しており、コメントや動画共有機能を停止するといった制限をかけてきました。その結果、ヘイトスピーチに関連した動画の視聴回数は減少し、平均で80%ほど視聴を減らすことができたという実績を紹介しています。そして今回のポリシー更新では、ヘイトスピーチなど、差別的な
![YouTubeの差別に関するポリシー更新、歴史教育コンテンツなどが巻き込みで誤BANされる事態に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fd4ea58141254f8450dc7bb4304642dc4e599ea2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F1906%2F14%2Fl_s190613_policies_1.jpg)