岸田外務大臣は、ロシアの国防省が北方領土に新型の地対艦ミサイルシステムを配備したとメディアが伝えたことについて、「確認して適切な対応を考えたい」と述べたうえで、問題解決のためにも領土交渉で着実な進展を図りたいという考えを示しました。 これについて岸田外務大臣は、宮城県松島町で記者団に対し「注視し確認して適切な対応を考えていきたい」と述べました。そのうえで岸田大臣は、「こうした問題を解決するためにも、北方領土問題をしっかりと解決しなければならない。領土問題を解決して平和条約を締結するのは、戦後71年たった今日まで続く日本外交にとって最大の課題の1つで、ぜひ前進させたいと強く思っている」と述べ、来月のプーチン大統領の日本訪問を見据えて、領土交渉でも着実な進展を図りたいという考えを示しました。