【ワシントン=冨山優介】米航空宇宙局(NASA)は13日午前10時20分(日本時間13日午後11時20分)頃、小惑星プシケへ向かう探査機サイキを米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。プシケは鉄やニッケルなどで構成されているとみられ、こうした金属質の小惑星に接近して調べる世界初の探査となる。 【写真】探査機サイキが目指す、埋蔵価値「1000京ドル」の小惑星プシケ プシケは楕円(だえん)形で、最大幅約280キロ・メートルの巨大小惑星。火星と木星の軌道の間にある「小惑星帯」に位置し、約5年かけて周回している。